野沢菜
のざわな

植物名/分類
カブ / アブラナ科アブラナ属
主な調査日
2026/05/03
主な調査場所
長野県野沢温泉村
ゆかりの地
長野県野沢温泉村健命寺
概要
漬菜としての適性の高さから品種改良や栽培が進み、現在は全国的に知名度の高い野沢菜であるが、これももとは長野県の一地方から生まれた在来作物である。 江戸時代の宝暦年間に長野県野沢温泉村の健命寺の住職晃天園瑞和尚が京都に訪問した際に、天王寺カブの種を持ち帰り栽培したのが始まりという言い伝えがある。 その言い伝えから、健命寺には「野沢菜発祥の地」の石碑がある。 寺の隣には採種用に栽培している野沢菜の圃場があり、原種の野沢の種子「てら種子」の販売も行っている。 野口のタネにも卸しており、そちらで買うことも可能。 住職によると、野沢温泉村ではもともと8/27ごろに種をまいていたが、温暖化の影響で近年は9/8ごろに種をまいている。 交雑対策のコツとしては狭い箇所に集中して植えて育てること。近くに油カナの植物や雑草があっても交じりにくくなる。
2026/5/3 野沢温泉の集落を遠くから眺める 麓に田畑が広がり、斜面に温泉街がある 温泉街を抜けた先に今回訪問する野沢菜の発祥地である健命寺がある
本場の野沢菜が売られているお土産屋
温泉街を抜けると健命寺がある
野沢菜発祥の地の石碑 江戸時代の宝暦年間に長野県野沢温泉村の健命寺の住職晃天園瑞和尚が京都に訪問した際に、天王寺カブの種を持ち帰り栽培したことが書かれている
野沢菜の採種圃場 温泉街と山林に挟まれているので、自然と他品種との隔離された環境ができているのだと感じた
てら種子が販売されている
お寺の様子
お寺の住職から野沢菜の栽培や採種に関する話をお聞きし、種子を購入
温泉街から離れた個所にある野沢菜発祥の記念碑
お土産屋で買った野沢菜の漬物