仙北丸なす
せんぼくまるなす

植物名/分類
ナス / ナス科ナス属
ゆかりの地
秋田県大仙市神宮寺
主な調査場所
秋田県大仙市
主な調査日
2026/07/21
概要
秋田県仙北市神宮寺地区で栽培されてきた丸ナス。 蒸した米(ふかし米)と糀と塩で漬け込んで作る、ふかしなすという漬物に使われてきた。 秋田県立大学の研究により、仙北丸ナスは福井県の吉川ナス、福島県の会津丸ナス、長野県のていざなすなどと、遺伝的に近縁の関係にあることが判明している。 また、同じ秋田県の新処ナスや関口ナスとは遺伝的に遠い関係にある。(これらの品種は和泉や新潟の水ナスと近縁にある) 仙北丸ナスと、吉川ナス、会津丸ナス、ていざなすはいずれもその地域の他の在来ナスとは独立した関係にあることから、珍しい在来ナスであるとともに、これらの品種の間に相互に遺伝的交流があったことを示唆している。 参考文献 櫻井健二(2023)『植物育種の視点からみた「在来作物」の特徴と「自家採種」の大切さ』 確かに、小型で皮が固く食感もしっかりとしているところは会津丸ナスに類似している。 ここからは永井の仮説になるが、新処ナスや関口ナスは北前船交易などで大阪、新潟と沿岸部を経て伝来したのに対し、仙北丸ナスは会津地方から陸路で北上して伝来したのではないかと考えられる。
入手方法
道の駅かみおか 茶屋っこ一里塚の直売所にて販売を確認(2026/7/21現在)
消費方法
果実が固く崩れにくいので特に煮物に向く
認証
関連書籍
『あきた伝統野菜「種と人の物語」』(あきた郷土作物研究会)
関連する品種
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丸型でとげがあり、皮が固い


大きさは8-10cmほど(会津丸ナスとほぼ同じ大きさ)


左から、 横手市十文字 新処ナス 大仙市神宮寺 仙北丸ナス 湯沢市関口 関口ナス


固くてしっかりした果実なのでステーキに向く しっかりした肉質を楽しめる
